上信越県境”野反(のぞり)湖畔”に立つ!...
 上信越国立公園・奥上州、標高1500メートルの秘境
                                    (03・09)    


          
・4年ほど前、はじめて長年の宿願だった野反湖を訪れた。今回は2回目。それでもきつい樹間道路を抜けて、湖面を目にすると感動もの。初秋、マツムシソウの群落がやさしく迎えてくれた。 ・湖面に続く野原に白い道が延びる。なにか印象的な光景だ。上信越(群馬・長野・新潟)県境地帯、標高1514メートルの秘境だ。ダム湖は周囲12キロ。元来は野反池と言ったが、1956年ダム湖に。
・標高1500メートル、野反湖周辺は北海道北端の宗谷岬付近の気候に近似しているとか。真夏でも気温は20度前後。高山植物、小動物の宝庫だ。北日本の豪雪地帯に接し、降雨量、積雪ものきわめて多い。 ・野反湖は、群馬県吾妻郡六合(くに)村、長野原から35キロクルマで国道405号線を1時間ほどで達する。国道は野反湖で行き止まり。冬期間は閉鎖される。
・シーズンには、湖畔のキャンプ場やバンガロー村からはグループやファミリーの歓声が..。周囲に広がる森は、国有林の中で特に風景が美しいということで、いこいの森−野反湖自然休養林に指定されている。 ・湖を見下ろすバンガローと秋の空。
・野反湖は太平洋側・日本海側の分水嶺。北側ロックフェル式のダムの堤防下から、信州・長野県に流れ込む唯一の川、干沢が発する。魚野川に入りやがれ信濃川に合流、日本海に注ぐ。 ・エゾリンドウ?野反湖周辺と六合村には300種の草花が繁殖しているいわれる。ノゾリキスゲなど特有なものも。動物ではオコジョも見られるという。
・霧に包まれる日が多く、北欧の湖のような神秘的たたずまいを見せることも..。 ・野反湖は私の若い頃からのあこがれの湖だった。天気が良いと志賀高原の笠岳なども望めるという。

   群馬県六合村のホームページ:http://www.vill.kuni.gunma.jp/

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