画家・久保田喜正のライブ肖像ペインティング
               イラストレーター・眞下千鶴(ましもちづる)さん
                           (11.09) 

              

・某月某日、今日の久保田喜正画伯のライブ肖像ペインティングのモデルは、アンクルの友人知人、イラストレーター、アクリル画を描く眞下千鶴(ましもちづるさん)さん。彼女の個展が開かれている安曇野は北穂高、高橋節郎記念美術館構内ギャラリー「南の蔵」を画伯氏と二人で訪ねた。 ・彼女も絵を描く作家だが、モデルになるのははじめてとか。画伯氏、いつもの通り、楽しく会話を交わしながらクレパスで色を重ねて行く。千鶴さんも座ったり、立ったり...。
・この日は、千鶴さんのアルバイト先の友人たちが展示会にやって来た。その彼女たちに、肖像画を描きながら、今までのライブ肖像画のアルバムを見せながら説明する画伯氏。 ・千鶴さんも友人たちもお絵かきに参加、皆で仕上げる。新聞紙とキャンパスが大きいのでモデルの協力は欠かせない。
・いよいよ仕上げに、皆それぞれ手にクレパスを持って、エナジー・気合いの注入。久保田画伯のライブ肖像ペインティングには必須の行程だ。 ・絵を囲んで記念スナップ。みんな最高にいい笑顔。彼女を知って3年、こんなに生き生きはずんだ表情を見たのは初めて。
・千鶴さんに、ゴヤのマヤのように肖像画に沿って横になって貰った。絵の大きさがわかる。 ・モデルの千鶴さん(左)と画家の久保田喜正氏(右)、絵の左は、彼女の造形作品のトカゲ。紙と粘土とプラスチックなどで出来ている。
・出来上がった千鶴さんのライブ肖像画。胸元の赤いハートは千鶴さんが描き加えた。 ・ギャラリー「南の蔵」入口でのスナップ。千鶴さんと友人たち。

・左右、ギャラリー「南の蔵」前でのスナップ。それぞれにポーズ、しあわせ感いっぱい、皆、楽しくうれしそうだ。 ・出会い、いきいき、ふれあい、きづな、ライブ肖像ペインティングのすばらしさ、楽しさをまさに実感した一日だった。
・作品のトカゲを持つ眞下千鶴さん。タイで生活していたとき、インドネシアを訪ねた際、見たトカゲという。食用にもなるとか。このトカゲ、後日、男友達にプレゼントと聞いた。 ・イラストレーター眞下千鶴さんの作品。彼女の絵には、猫のものが多い。眞下千鶴の作品展を紹介しているアンクルのホームページ。群馬県出身、眞下千鶴の「猫日和」展(下記・URL)
http://uncletell.cool.ne.jp/nekobi0710.html

 ライブ肖像ペインティングとは、友人の画家・久保田喜正(くぼた・よしまさ)が案出した、世界で初めて(!?)という新しいコミュニュケーションアートの手法である。

 街頭で、公園で、カフェで、居酒屋で出会った人をモデルに、その場で楽しくやりとり、交流をはかりながらオイルパステルでペインティング。モデルもお絵かきに参加、共同作業で小一時間で肖像画を完成させる。キャンパスはなんと伸縮自在のその日の新聞だ。そして、描き終わるとモデルと肖像画と画家が一緒に記念スナップに収まり、その日のプログでも発信。

 すなわち、出会い、描き、写し、発信するライブ肖像ペインティングは、究極のコミュニケーションアートだ。それは先ず出会い、そして楽しいやりとりを通じ打ち解ける。互いにこころを開き仲良くなる。こころふれあい、人をしんから生き生きさせ、きづなを強くするコミュケーションそのもの。コミュニケーションアートは人々を幸福感いっぱいにする。出会いはアート、笑顔と笑顔で世界を繋ぐ。こう書くと何かマジックのようにも感じるが、私自身が実際、そのコミュニュケーションアートの輪の中を何回も体験し、実感していることである。

 2年前の2009年、はるか昔、高校を卒業した頃の文学同人誌の仲間、今は画家になっている久保田喜正氏と邂逅、彼が世界で初めて編み出した(!?)したというライブ肖像ペインティングというのにすっかり魅せられ、そのスピリッツに大いに共鳴。

 そして彼の、”画家・久保田喜正のライブ肖像ペインティング”を手助けサポート・同行密着取材することに。さっそく彼とプロジェクトを立ち上げた。その頃までに既に800人近かったので、先ずは1000人をめざし、次ぎは2000人、5000人と広げて行こうとなった。その後順調に数を延ばし2011年8月の時点で1000人は越え、1200人に迫っている。

                                                      (取材・10〜11)

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