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アンクルのクラシック夜話65    2002/01/15(毎月1・15日発行)   
                       uncletell@lycos.ne.jp
 
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 懐かしのクラシック曲
 
 夜話#54〜#57「つべこべいわずにベートーヴェン」の著者、砂川しげ
ひさ氏は、ベートーベンが仮に30歳で、つまり1800年で世を去ったとし
ても 後世に演奏し続けられる曲が、少なくても1曲あると言っている。それ
は七重奏曲変ホ長調作品20。
 1792年、ボンからウイーンに出てきてしばらく、ベートーベンはウイー
ンの聴衆の趣味に合った娯楽作品を多数作曲したとされる。中でもこの七重奏
曲は大成功で、ベートーベンを一躍有名にしたと伝記などでも紹介されている。
 でもこの時代の数曲だけではとてもバッハやハイドン、モーツアルトと肩を
並べるというわけにはいくまい。やはりそこは天の配剤は確かなもので、シュ
ーベルトやモールアルトなどその一生は短くても、この世での仕事を一応成し
遂げて、生涯を終えるように出来ていたのだろう。
 ところでこのベートーベンの七重奏曲、私は久しく聴いていない。若いとき
聴いたままという感じ。クラシックでもこのように長く聴いてなくて、懐かし
い感じがする曲がけっこうあるもである。むろんそれは人によって曲はまちま
ちだろうが、それらの曲の名前を耳にしたとき、良く聴いていたころの時代背
景なども合わせて想起されてとても懐かしく感じるのである。
 ベートーベンの七重奏曲と同種の曲、シューベルトとメンデルスゾーンの八
重奏曲も懐かしい、FM放送から4トラックのオープンリールのテープに録っ
て聴いたものだ。
 交響曲・管弦楽曲では、デュカス 魔法使いの弟子 スメタナのモルタウ
ファリア スペインの庭の夜 恋は魔術師 ウエーバーのオベロンの序曲
魔弾の射手序曲 シベリウスのいくつかの交響曲 フィンランデア R・シュ
トラウス アルプス交響曲 英雄交響曲 ラロ スペイン交響曲 サン・サー
ンスの交響曲・交響誌 リムスキー・コルサコフ スペイン奇想曲 ビゼー
アルルの女 グリーク ペール・ギュント シューマンの交響曲 思いつくも
のをざっとあげてみたが、いづれもひと頃は繰り返し聴いた曲が多いが、例え
ばファリアの曲などほんとう何十年とごぶさただ。
 これは聴く曲の範囲がどんどん拡がって行ったことも、自分の曲の嗜好が室
内楽中心へ移ってきたこともあろう。人生は短く、聴く曲は多い。聴く曲が移
ろい,またかたよることもやむを得ない。
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 なつかしき郷愁のたべものたちをこよなく愛おしむエッセイ、それはほの暗
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 「アンクルのクラシック夜話」バックナンバータイトル
 
 ・#65・懐かしのクラシック曲
 ・#64・はじめて買ったLPレコード
      リムスキー=コルサコフ:交響組曲《シェエラザード》
 ・#63・私のクラシック音楽参考書(1)
      クラシック・ディスク・コレクション301
 ・#62・くつろぎのクラシック名曲
 ・#61・モーリス・ラヴェルの悲劇と死
 
 ・#60・ベートーベンと女性達5 ファンニー・ジャンナタ・デル・リオ(2)
 ・#59・ベートーベンと女性達5 ファンニー・ジャンナタ・デル・リオ(1)
 ・#58・運動会の音楽
 ・#57・”つべこべいわずにベートーベン”その4
     「モーツアルトの時代とベートーベンの時代2」
 ・#56・”つべこべいわずにベートーベン”その3
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 ・#55・”つべこべいわずにベートーベン”その2
      「ベートーベンは、長男?」
 ・#54・”つべこべいわずにベートーベン”その1
      「ベートーベンは、長男?」
 ・#53・20年ぶり、バルトークのカルテット
 ・#52・夭折の天才・アリアーガの弦楽四重奏曲3曲
 ・#51・グレッキ:交響曲第3番<悲歌のシンフォニー>作品36
 
 ・#50・ベ−ト−ベンと女性達3 ”出来れば唇にキスを.....”
 ・#49・チャイコフスキーとフォン・メック夫人の愛と友情と挫折(3)
 ・#48・チャイコフスキーとフォン・メック夫人の愛と友情と挫折(2) 
 ・#47・チャイコフスキーとフォン・メック夫人の愛と友情と挫折(1)
 ・#46・ベートーベンの死と追悼ミサ・ケルビーニ
 
 ・#45・作家の愛したクラシック
 ・#44・モーツアルトの死とベートーベンの死
 ・#43・無人島へ持っていくCD5枚
 ・#42・コンチネンタルタンゴを聴きませんか?
 ・#41・音楽室の作曲家たち
 
 ・#40・ベートーベン チェロソナタ第3番イ長調 作品69
 ・#39・ベルリオーズのレクイエム
 ・#38・春の祭典
 ・#37・シューベルトはキノコちゃん?
 ・#36・乱雑・不潔の極め付き天才、ベートーベン
 
 ・#35・不器用の天才 ベートーベン
 ・#34・ゆがんでしまったバルトーク 
 ・#33・ベートーベンと女性たち2
      ベートーベン、行きずりの恋?
 ・#32・もうひとつのクロイツエル・ソナタ
 ・#31・ハイドンの頭蓋骨の長き放浪
 
 ・#30・クロード・ドビュッシーの女性遍歴(3)
 ・#29・クロード・ドビュッシーの女性遍歴(2)
 ・#28・クロード・ドビュッシーの女性遍歴(1)  
 ・#27・モーツアルト毒殺(?)の新犯人(?)(3)
 ・#26・モーツアルト毒殺(?)の新犯人(?)(2)
 
 ・#25・モーツアルト毒殺(?)の新犯人(?)(1)
 ・#24・ベートーベンと女性たち1
      マリー・エルデーディ伯爵夫人の場合
 ・#23・ブラームスはお好き?
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 ・#21・神秘なる聖なるエンヤ!
 
 ・#20・チャイコフスキーとドビュッシー
 ・#19・ロマンチック&センチメンタルクラシック選(4)
 ・#18・ロマンチック&センチメンタルクラシック選(3)
 ・#17・ロマンチック&センチメンタルクラシック選(2)
 ・#16・ロマンチック&センチメンタルクラシック選(1)
 
 ・#15・グレゴリー聖歌とジュリー・ロンドン
 ・#14・クロイツエル・ソナタ
 ・#13・当世クラシック人気作曲家ベスト30
 ・#12・ラ・フォリア物語
 ・#11・他人の奥さんを散歩に誘ったベートーベン
 
 ・#10・給食の音楽とお掃除の音楽
 ・#09・鼻ぺちゃ先生とシューベルト
 ・#08・ベートーベンの筆談帳より
 ・#07・ベートーベンの「不滅の恋人への手紙」より(3)
 ・#06・ベートーベンの「不滅の恋人への手紙」より(2)
 
 ・#05・ベートーベンの「不滅の恋人への手紙」より(1)
 ・#04・バッハ「トッカータとフーガ」二短調
 ・#03・「ウイリアム・テル序曲」「セヴィリアの理髪師序曲」とロッシーニ
 ・#02・寅さんと島崎藤村とドビュッシー
 ・#01・バッハ「ゴールドベルグ変奏曲」
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