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  アンクルのクラシック夜話         2004/04/01(毎月1・15日発行)    
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   ガーシュウイン/ラプソディ・イン・ブルー
  
  20世紀アメリカの最初の国際的作曲家ともいうべきガーシュウインの傑作
ラプソディ・イン・ブルー。この曲の誕生のきっかけはなかなかユニークであ
る。それまで流行歌、ライトミュージックの作曲家に過ぎなかったガーシュウ
インが、この曲の成功により一躍、クラシックというか純音楽の作曲家として
も脚光を浴びるようにもなったのである。
  この曲は、1920年代当時、ジャズの王様と称されたポール・ホワイトマ
ンの依頼で書かれたが、そのホワイトマンにガーシュウインを紹介したのがポ
ピュラーシンガーとして絶大な人気があったアル・ジョルストンという。ホワ
イトマンは7歳下のガーシュウインをその才能とともにとても気に入り目をか
けたといわれる。
 ホワイトマンの知遇を得た頃すでに、ガーシュウインは流行歌作曲家として
は一家をなしていたが、ガーシュウイン自身は、単なる流行歌の作曲家ではな
く、純音楽、しかも大規模な曲を書きたいという夢を持っていたようだ。ガー
シュウインの気持ちを知ったホワイトマンは、自身が計画していた全米シンフ
ォニック・ジャズ演奏会に新曲を書いてみないかと彼に熱心にすすめた。
 全米シンフォニック・ジャズ演奏会というのは「現代音楽の実験」と銘打っ
て行われたもので、ホワイトマンが日頃主張していた、ジャズをシンフォニッ
クに編曲して純音楽との融合をはかる、というモットーを強く打ち出した野心
的な試みであった。
 ガーシュウインにとっては願ったり叶ったりの申し出の筈だったが、当初と
てもそんな大それたことは出来ないと断ったというが、ホワイトマンはガーシ
ュウインの才能を見込んで強引に説き伏せ承知させてしまった。公演が迫って
もガーシュウインの筆は遅々として進まなかった。あわてたホワイトマンは曲
の骨組みがほとんど出来上がっていると見ると、それを彼から奪い取り楽団の
編曲を担当していた、後に「大峡谷」を作曲して有名になるグローフェに渡し
オーケストレーションを公演日までに完成するよう厳命した。グローフェは昼
夜兼行でオーケストレーションを行い、かろうじて初演までに完成させたとい
う。
 初演は1924年2月12日夜、ニューヨークのエリアン・ホールで行われ
満員の盛況だった。招待席には、ストラヴィンスキー、ラフマニノフ、ストコ
フスキー、ハイフェツッ、クライスラーなど超一流のの音楽家が並んでいた。
この日の演奏会は大成功、評論家も新聞も大絶賛、一夜明けジョージ・ガーシ
ュウインの名はアメリカ全土に響き渡った。
 それにしてもこの曲、初めクラリネットのソロが、ゆっくりしたトリルから
2オクターブ以上も、いっきに登ってゆくところは消防車のサイレンのよう。
                   UNCLE TELL
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