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アンクルのクラシック夜話01 2000/07/28(毎金曜日発行)
uncletell@lycos.ne.jp
クラシックの音楽家や作品のエピソードを中心に読みものとしても
ポピュラーな話題をお送りします
http://park.millto.net/~uncletell/
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はじめまして、UNCLE TELL です。エッセイメールマガジン「アン
クルのクラシック夜話」を登録いただきありがとうございました。先週金曜日
の新作情報に掲載されて以来、600名近い方に登録いただき、うれしくもあ
り、またちょっと怖いなと感じている今日このごろです。私もいくつかメルマ
ガを読んでいますが、登録も簡単なら削除も同様ですので...^^;。
第1号をお届けします。毎週金曜日にお送りする予定です。クラシック音楽
は好きで聴いているだけで、難しいことはわかりませんし、またいえる力もあ
りませんが、その辺は暖かく見ていただいて、なにとぞよろしくお願いいたし
ます。
ホームページのサンプル号を読んでいただいたでしょうか。メールマガジン
のスタイルと文章の感じは、だいたいわかっていただけたかとも思います。
ホームページは、お知らせ的なもの、関連した写真も掲載する予定でもいま
すので、ときどきはアクセスして下さるようお願いします。
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バッハ「ゴールドベルグ変奏曲」
昔、それもかなり昔、ある年も秋の終わりに近い日の夕方、とあるレコード
店に入って、中のコーナーをいろいろ見て歩いていた。と、若い女子学生が二
人、一人が店員に選んだレコードを渡して買うのが見えた。なにげなしに見た
そのレコードのジャケットが、このバッハの「ゴールドベルグ変奏曲」。
もう一人の学生が、それを見て、「へえー、あなた、こんなの聞くの?」す
るとそのレコードを買った女子学生が、「うん、夜、独りでいるときなんか、
こんなのがいいんだ..。」
私は、その二人のやりとりを聞いていて、えっ!と思って、確かゴールドベ
ルグなんて、退屈な曲じゃないかと思っていたので、”あれ、そうなのかな”
と、再認識というか、改めてよく聴いててみようという気になったのだった。
もうあれから、10年、15年と経っているが、この曲を聴いたり、この曲
のことに思いが及ぶとき、そのレコード店の光景が思い浮かぶのである..。
その少女が、見るからに理知的で美しいなんていえば、話は小説的にロマンチ
ックになるのだが、まあ普通の顔立ちだったと思う。
ロンドンCDベスト、”MORE 50”というシリーズのカタログに載って
いた紹介文によれば、この「ゴールドベルグ変奏曲」は、バッハが弟子のゴール
ドベルグが仕えていた伯爵の不眠症を治すために作曲したもので、バッハの鍵盤
音楽の最高傑作といわれているという。そして、アリアに挟まれた30の変奏曲
からなるが、その一つ一つが入念に作曲されており、まさにバッハが晩年にたど
りついた音楽美の究極が、この曲にはあるともいう。
UNCLE TELL
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−−1曲の中に広大な宇宙の神秘が感じられる不朽の名曲、と書いてあるガイ
ドブックもありました。確かにそうなのかも知れません。
インターネット(LYCOS)で、ゴールドベルグ変奏曲と検索してみました。数多
く見つかりましたが、その中から二つのホームページを紹介します。
J・S・バッハ「ゴールドベルグ変奏曲」(さとなおさんの座右のCDコレク
ションより)
http://ckp.or.jp/satonao/cd/txt/goldberg.html
ゴルドベルグ変奏曲(後藤文彦・ごとうふみひこさんの音楽的嗜好より)
http://plaza22.mbn.or.jp/~gthmhk/gold.html
お二方のホームページ、無論音楽だけではないのですが、ちょっとすごいなと
いうか、すばらしいと思います。
夏盛りです。夏の花もさまざまに咲いています。私は、合歓(ねむ)、百日紅
(さるすべり)、そしてのうぜんかずらの花が好きです。 千曲川通信」の方で
も紹介しましたが、ご覧下さい。
http://park.millto.net/~uncletell/ph01.html
三好盛夫さんの鎌倉の百日紅(さるすべり)
http://www.tk.airnet.ne.jp/kamakura/index.html
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実は私は、もうひとつ「千曲川通信」というエッセイメールマガジンを出し
ています。こちらは千曲川(ちくまがわ)なんていうローカルなタイトルも災
いしてか、部数200弱と伸び悩んでいます。私自身としては、「千曲川通信
」の方が本命なのにと思っているくらいなのですが....。どうぞ夜話の読
者のみなさま、試しに読んで見ていただけないでしょうか。読んでいただいて
損はさせないと思ってはいるのですが...。
http://www.mag2.com/m/0000038597.htm
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