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 「千曲川通信」#61                       2001/10/15(毎月1・15日発行)
 ”信濃なる千曲の川の細石(さざれし)も  君し踏みてば
 玉と拾はむ”(万葉集)
 みすずかる信濃は、千曲川河畔から発信、なつかしきたべものたち、野の花
 と果実、石仏、風、植物誌、モーツアルト、ベートーベン、温泉、歴史散歩
 とルポ、そしてモノローグ、ノスタルジーとロマンと安らぎと...
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 スズメバチが教えてくれた森の”魔法の水”から、スキンケアローション

 UNCLEの友人、クマ先生こと守屋さんが信州木曽山中の山野草のエキス
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 アローションです。100%植物抽出の天然成分が優しく働き、安全に手軽に
 お肌を若返らせ、スベスベにします。不思議ともいえるすばらしい保湿力は、
 乾燥肌、カサカサ肌、あれ肌に抜群の効果、そしてシミ、シワ、ニキビにも。
 アトピーにも効いたという報告もいくつか。肌を清潔にして、肌の炎症を防ぎ
 いやなニオイを消してくれるという作用もあります。このローションは、なに
 よりナチュラルで、とてもよい香りがします。この森の神秘、”魔法の水”に
 ついて、先ごろ週刊誌の取材もありました。
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  フレーフレー

 以前といってももうだいぶ前のことだが、当時日本サッカー協会理事(現
会長)だった岡野俊一郎氏の講演をきく機会があった。

岡野さんは当時、ラジオ電話子供相談室の解答者としても活躍。その中で
小四の子から、運動会などで、「フレーフレー」と応援するけれど、これは
いったいどこの国の言葉かという質問され、答に窮したという。
この話を聞いたとき、少なからぬショックを受けたのを憶えている。
頭の固くなった大人には、とても「フレーフレー」が何語であるかといった
疑問さえも、発想も湧かない。
NHKテレビ、日曜日夜の人気クイズ番組「日本人の質問」にも実にさまざ
まな質問が寄せられる。投稿者たちがそのような疑問を感じたこと自体、大き
なおどろきである。
大人の世界には、当然そういうものだと、疑問も起こさず通り過ぎているこ
とや、いわゆる既成観念とか固定観念だけでものを見るということが、実に多
いのではないだろうか。
日々の生活の中でも、時にはいわゆる知識や経験また常識というものを捨て、
無心に考えて見ることが、なにごとにも因われない、自由かっ達な発想が、よ
り大きな独創につながるものだと思った。
「フレ−フレ−」は、英、独、露、に共通の擬声語。
外国では、万才、歓呼、喝采などに使われるそうだ。

                               UNCLE TELL
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 ”クラシック音楽というと、なじみが薄いように思われるかもしれまれ
  ませんが、そんな方にこそこのメルマガをどうぞ。音楽家や曲にまつわ
  る魅力的なエピソードが綴られているので、クラシックが身近に感じら
  れます...”(【デジろぐ】秀作ホームページ・メールマガジンの紹
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 「千曲川通信」バックナンバータイトル

#61・フレーフレー

#60・マカロニの穴の秘密
#59・写真の有用性
#58・本屋
#57・お盆
#56・草堂の如意輪観音をたづねて
#55・川の向こう岸から見た景色
#54・隻脚(せっきゃく)の教え
#53・とんでもない温泉
#52・軽井沢
#51・新田町由来(3)

#50・新田町由来(2)
#49・新田町由来(1)
#48・北海道の○○別という地名(4)
#47・多様化
#46・北海道の○○別という地名(3)
#45・北海道の○○別という地名(2)
#44・北海道の○○別という地名(1)
#43・ペットだって太りすぎ..
#42・ペットボトル症候群?
#41・納豆ネバネバ物語3

#40・納豆ネバネバ物語2
#39・納豆ネバネバ物語1
#38・特殊化
#37・味噌パンロマン(2)
#36・味噌パンロマン(1)
#35・カレーコンパの思い出
#34・フールプルーフとフェイルセーフ
#33・縄文人のクッキー
#32・変化
#31・”せみの空揚げは美味しい”というお話し

#30・源頼朝と善光寺
#29・クルマ
#28・信州名産氷餅?!
#27・信濃なる千曲の川の...
#26・インドりんごはどこからきたの?
#25・りんご 青森VS長野
#24・What is Mackintosh?
#23・江戸時代の伝統を受け継ぐ上田紬
#22・りんごの密の秘密
#21・ちょっとした冒険心と..

#20・手食の世界
#19・信州・蜂の子物語
#18・チャンス
#17・粉末ジュース追想
#16・信州・修那羅峠の小さき神々
#15・信濃の鉄道今昔
#14・なーんだ、バナナか物語
#13・昔、渋谷・道玄坂に古本屋があった...
#12・アイスキャンデーの夏
#11・SLとアイスクリーム

#10・県歌「信濃の国」物語2
#09・県歌「信濃の国」物語1
#08・モーツアルトの死とベートーベンの死
#07・甲斐・越後VS信濃と長沼城
#06・北信濃の古城2 栗田城と栗田氏
#05・北信濃の古城1 夜交(よませ)氏の末裔
#04・モンテッソーリ
#03・たまご哀歌
#02・夏、二題、合歓(ねむ)の木街道のこと
#01・野辺や路傍の石仏に親しむ
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 マカロニの穴の秘密

 マカロニの穴をどうやって開けるか、知っているだろうか?
 そんなこと考えたこともないな...。かもしれない。実は私もそうだった。
ただ々々、年を重ねていると(馬齢を重ねるなんても言うが^^)こういう素直
な疑問にも”はてな?”とも思わず、いろいろ不思議なことにも新鮮な驚きを
感じなくなる。
 まあそれはさておいて、そんなこと簡単じゃないかとなんとなくわかってい
るような感じになっているかも知れない。”小麦粉を練ったものを押し出す孔
の先をドーナツ型に開けておけばいい..”だって、アハハハハ...ではそん
なことが、実際可能だろうか。
 大塚滋著「日本たべもの事始、カレーライスがやってきた」(朝日文庫・朝日
新聞社発行)という本の中に、このマカロニの穴の秘密のことが出ている。
 マカロニの穴は、スパゲッティを抜いた跡だよという有名なジョークがある
そうで、いやジョークじゃなくまじめにそう信じている人も、またそういわれ
て信じてしまう人もけっこういるんだそうである。著者の大塚さんが、化学の
関係の友人の集まりでこの話しを披露したら、みな一様に感心して信じ込み、
イタリア人の頭の良さ(!)に感じいっていた・・。ただ一人、常に実証を重
んじる有名な大学教授は、ほぼ信じながらも「今度マカロニにスパゲッティを
突っ込んでみよう」と勇んでいたなんて愉快なエピソードも紹介されている。
 ともあれ人間は、孔を見ると、自然に何かが抜けた跡だと考えたり、その穴
をなにかでふさいでみたくなる、というのである。
 さて、どうやってマカロニに孔をあけるのか。先に書いたとおり、「簡単だ
。小麦粉を押し出す口をドーナツ型に開けておけばよい」という人もいるだろ
う。その人は多分、子供のころ切り絵をしたことがない人。紙をドーナツ型の
陰画になるよう切り抜くことは不可能なのだ。いうまでもなく、中の円は支え
がないからはずれてしまい、大きな円が得られるだけ。
 実はこの問いこそが、13世紀から14世紀にかけての約100年間、イタ
リア人以外のすべてのヨーロッパ人が抱き続けたクェッスチョンだったともい
う。すなわち、これは近世イタリアの門外不出の国家機密だった^^ともおおげ
さに言えばいわれているようなのである。
 さてでは、正解は? 乾したマカロニをちょっとやそこらにらんでいても思
いつかないもののようである。
 それは、先のすぼんだノズルの中に、孔の太さの棒の上に枝が3本出ている
。(三角形状に配置される)そしてランのしべ(芯)のような形のピンを入れ
てドウ(小麦粉をねったもの)を押し出す。ドウは一度は裂けるが、すぐくっ
ついて管状になるというのだ。ちょっとわかりにくいが、絵を描いてみれば容
易に理解出来るだろう。ということで、こういう用具がなければ、家での手作
りのマカロニというのはちょっと難しいだろう。
                            UNCLE TELL
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「マカロニの穴」でヤフーを検索してみました。

 http://www3.wao-net.com/~j0007075/page3.html

 http://www.hiroko-y.com/fushigi07.htm

 
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#58・本屋
#57・お盆
#56・草堂の如意輪観音をたづねて
#55・川の向こう岸から見た景色
#54・隻脚(せっきゃく)の教え
#53・とんでもない温泉
#52・軽井沢
#51・新田町由来(3)

#50・新田町由来(2)
#49・新田町由来(1)
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