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       「安曇野(あづみの)通信」2011/02/15(毎月1・15日発行)
 
  ”みすずかる信濃は北アルプスの麓、安曇野を中心に信濃の光と風、なつ
   かしきたべものたち、野の花、石仏、植物誌、そしてもろもろの考現学
   などエトセトラを、ユニークな(?)筆致でお届け!”ロマンとノスタ
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  安曇野白鳥たより・11−06 安曇野の白鳥、北帰行を始める... 
  
 前回号で、1月下旬、安曇野への白鳥飛来数が5年ぶりで1000羽を越え
たことをお伝えした。日本海側の大雪・悪天候もあってか、その後も増え続け
2月5日には1348羽に達した。今シーズンはこの数がピークだったようだ。
年末には200代という数字がウソのような増加数であり、なんと2398羽
を記録した5年前(2005〜06)に次ぐ過去2番目に多い飛来数になった。

 ところが次ぎの週の半ばあたりから白鳥の数が減り始め、2月13日の(松
本)市民タイムスは、、白鳥の北帰行がはじまったと報道。その時点までに1
30羽ほど少なくなり、アルプス白鳥の会では、北帰行がはじまったものと判
断したとしている。昨年は、私の記録では2月21日、10日以上早い。

 北帰行、ロマンチックな響きのする言葉だが、すでに何回も書いているとお
りこれは誤解を生みやすい。まさか、まだ真冬、氷結の北シベリアへすぐ帰る
わけもない。北帰行の中継地、北北海道の湖沼でさえまだガチガチの真冬だ。
北への行路は群れによりまちまちだろうが、新潟県の瓢湖へ降下したり、東北
の湖沼へ立ち寄ったりして行くだろう。本州のコハクチョウの渡りの中継地、
道北のクッチャロ湖や稚内の大沼あたりに本格的に大集結し始めるのは、3月
に入ってからだろう。

 白鳥の群や個体にもせっかちな性分のものがいるらしい。日が長く、ちょっ
暖かく、また南風が吹いたりすると、繁殖地に1日でも早く近づきたいという
渡りの本能がうづき始めるのだろう。どうせ道北の中継地から飛び立つのは4
月も下旬以降なのだから、餌のある当地安曇野に留まっていればいいものをと
思うのだが、お尻がムズムズ落ち着かないらしい。まあ、どっしりのんびりと
構えている群れもいるのだが。

 なお、信州にやって来るコハクチョウの夏住むシベリア、我々がなんとなく
イメージしている地域よりだいぶ北で、北極圏、それも北極海に面し、コリマ
川などが注ぐ原野である。オオハクチョウの繁殖地は概ね北極圏以南のようで
ある。
                        UNCLE TELL
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  2010、この1年に買ったCD、頂いたCDから 2

 「2010、この1年に買ったCD、頂いたCDから」を1月1日号にアッ
プしたのだが、私の勘違いからだいぶ落としてしまっていた。そのままにして
置いてもかまわないのだが、それではどうも気がすまない、落ち着かないとい
うことで、加えて紹介したい。私のホームページ(欄外にリンク)でも紹介し
てあるので、合わせてご覧いただければば幸いである。

 「アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳・第2巻より」 最初の妻・マリ
ア・バーバラがバッハとの10年の結婚生活の後、36歳で急死してしまい、
その後再婚したのがアンナ・マグダレーナである。この若い妻のためにバッハ
が書き綴った音楽帳。バッハ一家の和やかま団らんを再現した貴重なアルバム
とも。バッハ以外のクープランや作者不詳に曲もいくつか含まれる。ワーナー
クラシックス、演奏はトラジコメディア。

 バッハ/ピアノ協奏曲集、バッハ時代にチェンバロはあってもまだピアノは
登場していない。チェンバロ・クラヴィーア曲をピアノ曲に擬したものであ
ろう。TELDEC盤、シブリアン・カツァリスのピアノ、フランツ・リスト
管弦楽団。第1番ニ短調BWV1052、第3番ニ長調BWV1054他。

 バッハ/「平均律グラヴィーア曲集・第1巻&第2巻」、演奏のギーゼキング
も著名なのピアニストであるが。録音年次がだいぶ古く、どうも録音状態が悪
いのか音が冴えない。中古CDショップのほんやら堂で、手頃な値段でつい手
がでたが..。グラモフォン。

 バッハ/「フランス組曲全曲他」アンドラーシュ・シフのピアノ、ロンドン盤。
上のギーゼキングもそうであるが、グレン・グールドを知った後ではちょっと
物足らない感じも...。この2月19日、NHKの教育かBSの番組でシフの
フランス組曲全曲の演奏を放映するらしい。

 グラウプナー「/ハープシコードのためのパルティータ集」NAXOS盤。グ
ラウプナー(1683〜1760)は、バッハと同時代の作曲家。私の「クラシ
ック炉辺夜話」の読者、kumanogawaさんのすすめで買ったものと思う。帯書きに
”これぞ鍵盤楽器のための知られざる名品”とある。

 以下の2点は、友人の安曇野の喫茶店・カフェ・ド・ラペのママ、テツコさん
から頂いたものである。

 バッハ/「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全集」/前橋汀子(P)
魂のヴァオリニスト−−−前橋汀子さんのこと と作家の五木寛之氏がCDの
解説の中に稿を寄せている、同じく解説の中で、ひときわ輝くバッハ、として、
ヴァイオリン音楽の最高傑作と考えられていると小石忠男氏が述べているが、聴
く方もそれなりの姿勢・たたずまいが必要であろう。SONY。

 ジャズバラード集(10枚セット)/Membran Music、説明書きもすべて英語
の廉価直輸入盤である。オスカー・ピーターソン、ルイ・アームストロング、コ
ールマン・ホーキンス、チェット・ベーカー、チャリー・パーカー、スタン・ゲ
ッツなど大物演奏家がズラリ。
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