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       「安曇野(あづみの)通信」2011/02/01(毎月1・15日発行)
 
  ”みすずかる信濃は北アルプスの麓、安曇野を中心に信濃の光と風、なつ
   かしきたべものたち、野の花、石仏、植物誌、そしてもろもろの考現学
   などエトセトラを、ユニークな(?)筆致でお届け!”ロマンとノスタ
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  安曇野白鳥たより・11−05 安曇野への白鳥飛来数1000羽を越える 
  
 安曇野への白鳥飛来数が1月25日、1000羽を越え1012羽となり、
28日には1076羽に達した。飛来数が1000羽を越えるのは、実に20
05年〜2006年(平成17年〜18年)以来5年ぶり、このニュースを取
り上げた県内のテレビ・新聞でもそう報じていた。その05年〜06年のシー
ズンは、大挙して2398羽もやって来た記録的な年である。

 記録的な飛来数を数えた06年の次ぎシーズン以降は、あまりにたくさん飛
来した反動もあるのか、772羽、975羽、560羽、774羽とずうっと
1000羽を切っていた。今シーズンも暮れの頃はわづか220羽ほどで、越
冬数がここ数年に比しても極端に少ないことが今シーズンのエポックになるの
ではとも思われた。

 ところが、1月中旬からの下旬、北日本・日本海側の記録的な豪雪が連日伝
えられると、内陸の安曇野への飛来数も増加。白鳥も一面丈余の雪野原では、
餌探しにも困り、内陸の安曇野へ移動して来たのだろう。白鳥も全く未知のと
ころより、既に先住の仲間がいるところは、安心して降りてこれるのだろう。
信州の水鳥・白鳥ファンとしてはうれしいが、鳥インフル渦騒ぎで冬の渡り鳥
に向けられた厳しい目は、痛ましいような感じもし誠に残念なことである。

 長野県内でも小諸付近で鳥インフレの疑いのあるコガモは発見されたという
ことで、県や安曇野市に対策本部が設置された模様である。ニュースでは鳥の
いるところに近づかないよう柵を設けた市町村もあるが、安曇野市は、明科の
御宝田遊水池など、今のところそこまでは考えていないようだ。対策をしたと
いう実績や気休めにはなるかもしれないが、彼らは翼があって自由だ、どんな
ところへも飛んでいける。市や白鳥の会関係者は、当地で鳥インフルなどどう
か出ないでほしいと、ヒヤヒヤの思いで見守っているというところだろう。

 野鳥ファン・水鳥ファンにはもう一つうれしいニュースがある。1月18日
マガンが16羽、白鳥湖近くの徳治郎田圃で、コハクチョウと一緒に餌を探し
ているところを確認された。毎年1羽くらいは確認されているらしいが、こん
なにまとまった数が安曇野で見られるのは初めてという。私は自分の目で確認
してないのが、とても残念だが、まだ1月末の時点では、安曇野に滞留してい
るらしい。それも28日狐島田圃で会ったアルプス白鳥の会のスポークスマン
会田仁さんらの話では、35、6羽に増えているという。ぜひその群れに遭遇
してみたい。準絶滅危惧種、1971年種として国の天然記念物に指定。カモ
類の2〜3倍の大きさ、宮城県伊豆沼など日本に飛来するガンの大半はマガン
であろう。
                       UNCLE TELL   
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  クラシック炉辺夜話         2011/02/01(毎月1・15日発行)   
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  三拍子そろう?

 と来たら、”呑む、打つ、買う”の三拍子であろう。でもこれは良からぬ悪
癖のイメージの三拍子。しかし当節は、三拍子そろうなんていい方はあまりさ
れなくなっているとか。この夜話のネタ探しに、図書館から借りて来た『音楽
コネタ』おもしろ雑学事典・瑞穂れい子著・(株)ヤマハミュージックメディ
ア刊 という本をぱらぱらめくっていたら、「三拍子そろう」という項目が目に
ついた。ちょっと面白いので参考にして取り上げて見る。
 
 ネットを検索しても、この”三拍子”が西洋音楽の3拍子から来たものでな
いことはわかる。「三拍子そろう」の”三拍子”とは、能で使う楽器のこと。
大鼓(おおつづみ)、小鼓、笛のことを指している。昔から能の世界では楽器
のことを「拍子」ち呼んできたとか。例えば、太鼓、太鼓、小鼓、笛なら四拍
子、そこから一つ楽器が抜ければ三拍子という具合である。ひな人形の五人囃
子が持っている楽器である。一人は謡い手であるが。

 能の舞台では、これらの楽器が欠かせない。太鼓はともかく、少なくても残
りの三つはそろっていないと話にならない、というわけで必要な条件がそろう
ことを「三拍子そろう」というようになったのだという。

 ところで、雅楽、能楽、三味線音楽他、日本古来の邦楽には、いわいる三拍
子の曲がほとんどないとか。3拍子の曲が聞かれるようになったのは明治以降
のことであるという。西洋音楽の方は3拍子はメジャーで、3拍子の舞曲など
ワルツ、メヌエット、マズルカ、ポロネーズ、サラバンド、シャコンヌなど古
くからふんだんに...。

 蛇足だが、三拍子(サンビョウシ)というお笑いコンビも活躍しているよう
である。また、東急田園都市線たまブラーザ駅近くには三拍子という飲食店も。
福島県伊達市には三拍子という地名もあるようである。今回の夜話、私の出し
ているもう一つのメールマガジン「安曇野(あづみの)通信」の方によりふさ
わしい内容だったかもしれない。
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