□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
  UNCLE'S                                     uncletell@gmail.com
       「安曇野(あづみの)通信」2011/01/01(毎月1・15日発行)
 
  ”みすずかる信濃は北アルプスの麓、安曇野を中心に信濃の光と風、なつ
   かしきたべものたち、野の花、石仏、植物誌、そしてもろもろの考現学
   などエトセトラを、ユニークな(?)筆致でお届け!”ロマンとノスタ
     ルジーと安らぎと、心から心へのエッセイメールマガジンを....
     http://uncletell.cool.ne.jp
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
  明けましておめでとうございます。本年も「安曇野(あづみの)通信」をよろ
しくお願い致します。ご感想・ご意見など、掲示板・メール等でお寄せいただけ
れば幸いです。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 印象の山、心の山、
  
 12月、1月と積雪を重ねた北アルプスのわが乗鞍岳(3026m)の山容は、
まるで雪におおわれたた巨大な城のようにも見える。北アルプスの盟主ともいう
べき槍・穂高は、そこに厳としてあるのだが、ちょっと高いところへ登れば別だ
が、松本の中心市街地や安曇野からは、鍋冠山・大滝山・蝶ヶ岳・常念岳・大天
井岳と続く前山に遮られて残念ながら見えない。だから安曇野を含む松本平の人
間は、日頃見えている常念岳や大天井岳により近親感を持って眺めている。

 槍・穂高からは南南西に約30キロ弱離れた乗鞍岳は、松本市の街地からは、
私の住む場所あたりからは見えるが、見えないところも。良く見えるポイントで
お気に入りのところは、好きなドライブコースでもある薄川河畔道路。澄みきっ
た晴天の午前中の眺めなどは格別。”雪の城”が、陽光を受け浮かび上がってい
る。春、4月河畔道路両側にある並木の桜が咲いて、そこに雪の乗鞍岳が遠望出
来る光景は、まさに信州ならでは。
 
 常々、乗鞍岳は北アルプスにあっては、火山ということもあると、別格の山だ
と自分では思っていて、この「安曇野(あづみの)通信」の中でも書いて来た。
どっしりしていて、なんとも包容力いっぱいな山のカタチがいい。国道を前川渡
で別れ乗鞍高原への道を高度を上げる。雪の頃も残雪の頃も、やがてその雄姿が
あらわれると、いつもながら、おお〜”というつぶやきが自然口から出る。圧倒
されるような迫力であり、美しさである。

  国内に、いや狭くわが信州にも山は数々あるが、その中でなにより地元の山と
いうこともあるが、乗鞍岳は私が一番好きな山、少々大仰にいえば、心の山と呼
んでもいい。これはあくまで感じ・印象だから、難しい理由付けはない。同じ松
本平(盆地)に住む人でも、日本一の富士山という人、槍・穂高と答える人、先
の常念岳という人、または美ヶ原と答える人もいるかもしれない。さまざまでい
い。大雪山、八甲田山、岩手山、蔵王、鳥海山、妙高岳、八ヶ岳、立山、白山、
大山、剣山、阿蘇山等々、各地方地方の山はその地域に住む者にとって、なによ
り愛着があり、心のよりどころとなるものだろう。ちなみに私にとって二番目に
好きな山は、かってその山麓に住んだことのある浅間山、三番目は白馬三山であ
る。
                       UNCLE TELL   
------------------------------------------------------------------------------
  安曇野(あづみの)通信」へのレス・感想・その他、”私の場合は、こんな
ことがあるよ”など、掲示板へ自由に書き込んで下さい。掲示板のアクセス先
は...
  http://www3.ezbbs.net/03/uncletell/
 「安曇野(あづみの)通信」「千曲川通信」バックナンバー
 http://uncletell.cool.ne.jp/infoseek/azumi03.html
 私の私もうひとつのメルマガ「クラシック炉辺夜話」バックナンバー
 http://uncletell.cool.ne.jp/infoseek/yawab4.html
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 ●発行責任者:UNCLE TELL
 ●ご意見・感想・質問はこちらへ:uncletell@gmail.com
  ●ホームページ・バックナンバー:http://uncletell.cool.ne.jp/
-----------------------------------------------------------------------------
  ●このメールマガジンは、インターネットの本屋さん「まぐまぐ」を利用
  して発行しています。(http://wwww.mag2.com)
  ●マガジンID:00000038597
 ●登録と解除:http://www.mag2.com/m/0000038597.htm
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−ー


 

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
  クラシック炉辺夜話         2011/01/01(毎月1・15日発行)   
                                        uncletell@gmail.com
   
   クラシックの音楽家や作品のエピソードを中心に読みものとしても
  ポピュラーな話題をお送りします
      
  http://uncletell.cool.ne.jp/melup.htm 
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
  明けましておめでとうございます。本年も「クラシック炉辺夜話」をよろし
くお願い致します。ご感想・ご意見など、掲示板・メール等でお寄せいただけ
れば幸いです。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

  2010、この1年に買ったCD、頂いたCDから

 その年に購入したCDについて、ここ何年か私のホームページではアップし
ているが、メールマガジンでも平行して紹介したい。10年の昨年は図書館か
らは度々、借りて来ては聴いたが、ライトミユージック、クラシックとも購入
したCDはごく少なかった。

 クラシックのメールマガジなので、先ずはクラシックから。ところで、私が
気に入っていて月に何回か行く安曇野・有明の喫茶店、カフェ・ド・ラペ。こ
このママのテツコさん。店の客でもあり、友人でもあるのだが、その彼女から
いただいたCD。クラシック・チェンバー(室内楽)の10枚組の選集。多分
AURA MUSIC・アメリカの会社だろうと思われるが、そこからの直輸
入盤(GREAT CHAMBER MUSIC)、説明文なし曲名と演奏者
を英文で記してあるだけの簡易なジャケットの廉価セットのようである。

 バッハ、ハイドン、モーツアルト、ベートーヴェン、シューベルト、ブラー
ムスのなじみの室内楽曲が主体である。そのほか、ドボルザーク、ラヴェル、
ベルグの曲が1曲づつ、ちなみにドボルザークは弦楽四重奏曲「アメリカ」
ラヴェルは1曲しかない弦楽四重奏曲、ベルクは抒情組曲。パガニーニ、スト
ラビンスキーの小品が1曲づつ。またベートーヴェンのピアノ弟子だったフェ
ルナンデス・リースの甥というフランツ・リース(1846〜1932)や盲
目の女性歌手・ピアニアスト・作曲家、パラディス(1759〜1824)な
どの小品も。モーツァルトは、彼女の為にピアノ協奏曲第18番変ロ長調を作
曲し献呈したといわれる。私がこの選集で始めて聴き印象に残ったのは、シュ
ーベルトのヴァイオリンとピアノのための、二重奏曲イ長調である。

  アレクサンダー・ツェムリンスキー(1871〜1942)/抒情交響曲他・
NAXOS、ツェムリンスキーとマーラーとの関係は、10月15日号でふれ
たところだが、愛しい人(マーラー夫人となったアルマのこと)をマーラーに
奪われ、マーラーに対しては終生、尊敬と恨みを抱き続けたであろうツェムリ
ンスキ−の代表作とCDの帯には書いてある。この曲はマーラーの「大地の歌」
の影響が見られるといわれ、インドの愛の詩という二人の独唱者の歌が入る。
私はどうもこの曲は苦手、10月15号で紹介した同じ作者のチェロソナタの
方がいい。

 フォーレ、夜想曲全集(全13曲)(ハイドシェック[ピアノ]・EMI)
つい先頃の12月01日号「もの想う秋に、浪漫クラシック選(8)・その4
」で紹介したばかりである。図書館から借りてきたものを聴いていたが、自前
のものがほしくなり購入。図書館のものとは別のものと思いヤフーで検索、テ
ィッサン・ヴァランタンのものは廃盤、ユボーのピアノ曲全集は4枚組みで輸
入盤、ということで結局は買いやすいハイドシェック/EMI盤に。12月01
日号でも書いたが、”夜の闇に放つようなほのかな光と香気、気品と美しさ、
リリシズム”、という表現が我ながら当たっていると思う。ネットで見たら、
ショパンやラフマニノフのものよりずっと好きと書いていた人も。必聴の一曲
かと。

 ブラームス、間奏曲集/4つのバラードより・2つのラプソディ/グレン・
グールド[ピアノ]・SONY、先の12月15日号で紹介、読者のT.Mさ
んの、”秋といえば、私にとってはグールドの弾くブラームスのインテルメッ
ツォ(間奏曲)に止めをさしますね。結婚後に縁のあった、綺麗なまた可愛か
った彼女との別れにプレゼントした曲が、この曲なんで、何時までも忘れられ
ません。何だかとても切なくなるので滅多に聴きませんが、名盤だと思います。
”という彼のせつない思いを実感すべく、持っていなかったので購入。聴きこ
めば、しみじみとその良さが実感出来るような、美しくも繊細な曲の数々であ
る。

 クラシックで買ったものは上の3枚、ライトミュージックは、宇徳敬子「氷
」ビートルズVoL−2(オリジナル復刻版)、ステイシー・オリコの3枚。
いづれもUSED。宇徳敬子は、ZARD、B’Zと並ぶJポップの立役者、
90年代を代表する美人シンガー・ソングライターとある。ステイシー・オリ
コ(1986〜)はアメリカのシンガー。2003年、全世界で300万のア
ルバム売り上げを記録、ビートルズのCDはオリジナル復刻版というフレーズ
に引かれたが、録音状態が良くなかった。
                   UNCLE TELL
----------------------------------------------------------------------
「クラシック炉辺夜話」のバックナンバーは次のURLを。
 http://uncletell.cool.ne.jp/melup.htm 
 私が発行しているもうひとつのメルマガ「安曇野(あづみの)通信」のバッ
クナンバー
 http://uncletell.cool.ne.jp/melup.htm 
=====================================================================
 「風は森はともだち」アンクルのホームページへぜひお越し下さい。アンク
ルの発行しているメールマガジンのバックナンバーがそろってるほか、アンク
ルが実地に取材し写真構成した「信濃路温泉ぶらり!」「信濃路の小さな素敵
店・宿・美術館」信濃の手仕事・伝統文化を紹介する「信濃路散歩」など信州
の情報と魅力がいっぱい。掲示板もありますのでご来訪をお待ちしています。
 http://uncletell.cool.ne.jp/
=======================================================================
 ●発行責任者:UNCLE TELL 
 ●ご意見・感想・質問などは掲示板へ: 
  http://www3.ezbbs.net/03/uncletell/
    メールは:uncletell@gmail.com
 ●ホームページ:http://uncletell.cool.ne.jp/ 
 ●このメールマガジンは、インターネットの本屋さん「まぐまぐ」を利用 
  して発行しています。(http://wwww.mag2.com/) 
 ●マガジンID:00000040338 
 ●登録と解除:http://www.mag2.com/m/0000040338.htm 
---------------------------------------------------------------------- 
 頂いたメールは掲示板また文中で紹介することがあります。匿名、不掲載希 
望の場合はその旨明記下さるようお願いします。  
======================================================================





 
 
inserted by FC2 system