信州は木曽・奈良井宿の小さな素敵な店・漆アート花筏
 
 −−手にふれて感じ、目で見て感じ、なにより心で感じられるものを...
 

                                                                (12.05再アップ)
                       松本盆地のミニローカル紙・タウン情報に花筏の高谷さんが紹介されました

・奈良井宿の下町と中町の境近くにある漆アート花筏(花いかだ)奈良井宿に多い細い桟の伝統的な造り。入口は一間と狭いが、店内にはオーナーの高谷すみ子さんが心こめて選んだセンスが光る品がいっぱい。 ・「人に出会い、物に出会い、花に出会い人生は出会い、良い出会いを大切にしたい。」オーナーが店を営み、お客さまに接するモットーであり、処世訓。大きな木曽材の輪切り板に..。書も達筆。
・地元漆工芸家の作品が並ぶ、オーナーのお気に入り作家のお気に入りの作品だけをセレクション。単に売るだけでなく作家の思いといったものを伝えたいという。中央、オーナーがデザインし、制作特注したオリジナルの椀、心音(こころね)椀。 ・漆製品を中心に陶器、ガラス、竹細工、蔓細工、布・紙製品などが並ぶ。中央の古木桶の材料はチーク材という。活けられているのはガマズミの枝。品々のレイアウトの仕方もなかなかと秀逸
・木肌の木目模様が美しい。漆塗りには珍しい杉を使っている。地元の作家の作品を中心に、オリジナル品も加え、日本の伝統文化が育んだ「心の豊かさ」をテーマに、人と自然に優しい木のぬくもりと、自分を豊かに優しくしてくれるちょっとオシャレな気分を楽しめる品々を集めました、とオーナーの高谷さん。 ・木の葉を模した小皿。陶器でなく、朴葉を二枚合わせ漆を塗ったもの。上に乗っている白い小さなものはアラレのようなお菓子。店内に並ぶ作品にはオーナーの高谷すみ子さんがデザインし制作依頼したものもかなり。
・棚の上障子の前に並ぶ、右端、泥初め茶色い布のバッグ、左隣と右端、麻に漆をかけて仕上げた花器。名前は麻花器絵帽子。 ・店内、東京の服飾作家の新作発表会などに高谷さんが年何回か出かけ気に入った作家の作品をオーダーしたというシックなワンピースが30着近く展示されていて目を引jく。
店の入口に植えられている、店の名の元にもなっている花筏(はないかだ)の葉と実。ミズキ科の落葉低木。葉っぱの中央で五月に花が咲き実となる。夏に熟し黒変する。和名の「花筏」は、花をのせた葉を筏にたとえたもの。別名、ママッコ。 ・花筏の葉に似せた香皿。デザインし、懇意の作家に作ってもらった花筏の店オリジナル、他では見られないユニークな作品。
「この一つがあると、豊かな気持ちになれる一点でありたい。」高谷さんは、店内にあるものすべて、そういう気持ちを込め、品そろえしお客さまに応対している。 ・オーナーの高谷すみこ子さん。店をオープンしたのは平成8年夏。以来10年近く、店を通して、作品を介して多くの出会いとふれ合いがあったという。それは自分にとってもかけがえのない財産だとも。

 *漆アート花筏:長野県塩尻市奈良井579 0264--34-3231
 
http://www.kiso-hanaikada.com

                                  

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