2010・この1年に購入したCD |
(11.02) |
・グラウプナー/ハープシコードのためのパルティータ集、「クラシック炉辺夜話」の読者・kumanogawaさんのすすめで購入。 | ・ツェムリンスキーの代表作・抒情交響曲、この曲の影響を受けて、ベルグの抒情組曲が生まれた。 |
・オリジナル復刻版という文字に釣られて買ったが、録音状態悪し。ほんやら堂で。 | ・ステイシー・オリコ、ほんやら堂で、左のビートルズと合わせ購入、かってミリオンヒットを飛ばしたアメリカのシンガー。 |
・宇徳敬子、ほんやら堂で。ZARD、B’Zと並ぶJポップの立役者、 90年代を代表する美人シンガー・ソングライターとか。 | ・アンナ・マグダレーナ・バッハの練習帳、アンナはバッハの二番目の妻である。 | ・フォーレ、夜想曲全集(全13曲)、”夜の闇に放つようなほのかな光と香気、気品と美しさ、 リリシズム” | ・ブラームス、間奏曲集/4つのバラードより・2つのラプソディ/グレン・ グールド[ピアノ]・SONY。 |
・安曇野のカフェ・ド・ラペのママ、テツコさんからいただいたクラシック・チェンバー(室内楽)の10枚組の選集。 | ・左のものと合わせてテツコさんからいただいたジャズバラード集10枚組のセット。オスカー・ピ−ターソンほかジャズ界の大物プレーヤーがずらり。 | ・バッハ・平均律グラヴィーア曲集・第1巻&第2巻、ギーゼキングのピアノ。どうも録音状態が良くない。 | ・バッハ、フランス組曲、アンドラーシュ・シフのピアノ、グールドのものを聴いた後ではなにかもの足りない。 |
・バッハにチェンバロの曲はあっても、ピアノ協奏曲という曲種はないのだが...。 | ・バッハ、無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ・パルティータ、前橋汀子のヴァイオリン、これもテツコさんから。 | ・ | ・ |
============================================= クラシック炉辺夜話 2011/01/01&02/15(毎月1・15日発行) uncletell@gmail.com クラシックの音楽家や作品のエピソードを中心に読みものとしても ポピュラーな話題をお送りします ============================================== 2010、この1年に買ったCD、頂いたCDから 1 その年に購入したCDについて、ここ何年か私のホームページではアップし ているが、メールマガジンでも平行して紹介したい。10年の昨年は図書館か らは度々、借りて来ては聴いたが、ライトミユージック、クラシックとも購入 したCDはごく少なかった。 クラシックのメールマガジなので、先ずはクラシックから。ところで、私が 気に入っていて月に何回か行く安曇野・有明の喫茶店、カフェ・ド・ラペ。こ このママのテツコさん。店の客でもあり、友人でもあるのだが、その彼女から いただいたCD。クラシック・チェンバー(室内楽)の10枚組の選集。多分 AURA MUSIC・アメリカの会社だろうと思われるが、そこからの直輸 入盤(GREAT CHAMBER MUSIC)、説明文なし曲名と演奏者 を英文で記してあるだけの簡易なジャケットの廉価セットにようである。 バッハ、ハイドン、モーツアルト、ベートーヴェン、シューベルト、ブラー ムスのなじみの室内楽曲が主体である。そのほか、ドボルザーク、ラヴェル、 ベルグの曲が1曲づつ、ちなみにドボルザークは弦楽四重奏曲「アメリカ」 ラヴェルは1曲しかない弦楽四重奏曲、ベルクは抒情組曲。パガニーニ、スト ラビンスキーの小品が1曲づつ。またベートーヴェンのピアノ弟子だったフェ ルナンデス・リースの甥というフランツ・リース(1846〜1932)や盲 目の女性歌手・ピアニアスト・作曲家、パラディス(1759〜1824)な どの小品も。モーツァルトは、彼女の為にピアノ協奏曲第18番変ロ長調を作 曲し献呈したといわれる。私がこの選集で始めて聴き印象に残ったのは、シュ ーベルトのヴァイオリンとピアノのための、二重奏曲イ長調である。 アレクサンダー・ツェムリンスキー(1871〜1942)/抒情交響曲他・ NAXOS、ツェムリンスキーとマーラーとの関係は、10月15日号でふれ たところだが、愛しい人(マーラー夫人となったアルマのこと)をマーラーに 奪われ、マーラーに対しては終生、尊敬と恨みを抱き続けたであろうツェムリ ンスキ−の代表作とCDの帯には書いてある。この曲はマーラーの「大地の歌」 の影響が見られるといわれ、インドの愛の詩という二人の独唱者の歌が入る。 私はどうもこの曲は苦手、10月15号で紹介した同じ作者のチェロソナタの 方がいい。 フォーレ、夜想曲全集(全13曲)(ハイドシェック[ピアノ]・EMI) つい先頃の12月01日号「もの想う秋に、浪漫クラシック選(8)・その4 」で紹介したばかりである。図書館から借りてきたものを聴いていたが、自前 のものがほしくなり購入。図書館のものとは別のものと思いヤフーで検索、テ ィッサン・ヴァランタンのものは廃盤、ユボーのピアノ曲全集は4枚組みで輸 入盤、ということで結局は買いやすいハイドシェック/EMI盤に。12月01 日号でも書いたが、”夜の闇に放つようなほのかな光と香気、気品と美しさ、 リリシズム”、という表現が我ながら当たっていると思う。ネットで見たら、 ショパンやラフマニノフのものよりずっと好きと書いていた人も。必聴の一曲 かと。 ブラームス、間奏曲集/4つのバラードより・2つのラプソディ/グレン・ グールド[ピアノ]・SONY、先の12月15日号で紹介、読者のT.Mさ んの、”秋といえば、私にとってはグールドの弾くブラームスのインテルメッ ツォ(間奏曲)に止めをさしますね。結婚後に縁のあった、綺麗なまた可愛か った彼女との別れにプレゼントした曲が、この曲なんで、何時までも忘れられ ません。何だかとても切なくなるので滅多に聴きませんが、名盤だと思います。 ”という彼のせつない思いを実感すべく、持っていなかったので購入。聴きこ めば、しみじみとその良さが実感出来るような、美しくも繊細な曲の数々であ る。 クラシックで買ったものは上の3枚、ライトミュージックは、宇徳敬子「氷 」ビートルズVoL−2(オリジナル復刻版)、ステイシー・オリコの3枚。 いづれもUSED。宇徳敬子は、ZARD、B’Zと並ぶJポップの立役者、 90年代を代表する美人シンガー・ソングライターとある。ステイシー・オリ コ(1986〜)はアメリカのシンガー。2003年、全世界で300万のア ルバム売り上げを記録、ビートルズのCDはオリジナル復刻版というフレーズ に引かれたが、録音状態が良くなかった。 2010、この1年に買ったCD、頂いたCDから 2 「2010、この1年に買ったCD、頂いたCDから」を1月1日号にアッ プしたのだが、私の勘違いからだいぶ落としてしまっていた。そのままにして 置いてもかまわないのだが、それではどうも気がすまない、落ち着かないとい うことで、加えて紹介したい。 「アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳・第2巻より」 最初の妻・マリ ア・バーバラがバッハとの10年の結婚生活の後、36歳で急死してしまい、 その後再婚したのがアンナ・マグダレーナである。この若い妻のためにバッハ が書き綴った音楽帳。バッハ一家の和やかま団らんを再現した貴重なアルバム とも。バッハ以外のクープランや作者不詳に曲もいくつか含まれる。ワーナー クラシックス、演奏はトラジコメディア。 バッハ/ピアノ協奏曲集、バッハ時代にチェンバロはあってもまだピアノは 登場していない。チェンバロ・クラヴィーア曲をピアノ曲に擬したものであ ろう。TELDEC盤、シブリアン・カツァリスのピアノ、フランツ・リスト 管弦楽団。第1番ニ短調BWV1052、第3番ニ長調BWV1054他。 バッハ/「平均律グラヴィーア曲集・第1巻&第2巻」、演奏のギーゼキング も著名なのピアニストであるが。録音年次がだいぶ古く、どうも録音状態が悪 いのか音が冴えない。中古CDショップのほんやら堂で、手頃な値段でつい手 がでたが..。グラモフォン。 バッハ/「フランス組曲全曲他」アンドラーシュ・シフのピアノ、ロンドン盤。 上のギーゼキングもそうであるが、グレン・グールドを知った後ではちょっと 物足らない感じも...。この2月19日、NHKの教育かBSの番組でシフの フランス組曲全曲の演奏を放映するらしい。 グラウプナー「/ハープシコードのためのパルティータ集」NAXOS盤。グ ラウプナー(1683〜1760)は、バッハと同時代の作曲家。私の「クラシ ック炉辺夜話」の読者、kumanogawaさんのすすめで買ったものと思う。帯書きに ”これぞ鍵盤楽器のための知られざる名品”とある。 以下の2点は、友人の安曇野の喫茶店・カフェ・ド・ラペのママ、テツコさん から頂いたものである。 バッハ/「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全集」/前橋汀子(P) 魂のヴァオリニスト−−−前橋汀子さんのこと と作家の五木寛之氏がCDの 解説の中に稿を寄せている、同じく解説の中で、ひときわ輝くバッハ、として、 ヴァイオリン音楽の最高傑作と考えられていると小石忠男氏が述べているが、聴 く方もそれなりの姿勢・たたずまいが必要であろう。SONY。 ジャズバラード集(10枚セット)/Membran Music、説明書きもすべて英語 の廉価直輸入盤である。オスカー・ピーターソン、ルイ・アームストロング、コ ールマン・ホーキンス、チェット・ベーカー、チャリー・パーカー、スタン・ゲ ッツなど大物演奏家がズラリ。 UNCLE TELL ============================================= 「クラシック炉辺夜話」のバックナンバーは次のURLを。 http://uncletell.cool.ne.jp/melup.htm 私が発行しているもうひとつのメルマガ「安曇野(あづみの)通信」のバッ クナンバー http://uncletell.cool.ne.jp/melup.htm ============================================== 「風は森はともだち」アンクルのホームページへぜひお越し下さい。アンク ルの発行しているメールマガジンのバックナンバーがそろってるほか、アンク ルが実地に取材し写真構成した「信濃路温泉ぶらり!」「信濃路の小さな素敵 店・宿・美術館」信濃の手仕事・伝統文化を紹介する「信濃路散歩」など信州 の情報と魅力がいっぱい。掲示板もありますのでご来訪をお待ちしています。 http://uncletell.cool.ne.jp/ =============================================== ●発行責任者:UNCLE TELL ●ご意見・感想・質問などは掲示板へ: http://www.idsmall.com/cgi/MKRES/mkres2.cgi?uncle メールは:uncletell@gmail.com ●ホームページ:http://uncletell.cool.ne.jp/ ●このメールマガジンは、インターネットの本屋さん「まぐまぐ」を利用 して発行しています。(http://wwww.mag2.com/) ●マガジンID:00000040338 ●登録と解除:http://www.mag2.com/m/0000040338.htm 頂いたメールは掲示板また文中で紹介することがあります。匿名、不掲載希 望の場合はその旨明記下さるようお願いします。 ================================================ |