郷土の誇り・城下町松本の伝統を伝える松本押絵雛・七夕人形・松本姉様人形
      県外からのビジターも多い人形の店 ベラミ (01.08)(13.03再UP)


・松本駅からあがたの森に向かう駅前大通りを、大橋通りに折れて50メートルほどのところにある人形の店ベラミ。左右2軒つながっている店構え。   ・パット目を引く店ではないが、一歩中へ入るとびっしり人形の館でびっくり。展示資料室ひいなの家も併設されている。この店は郷土の貴重な文化遺産を守り、引継ぐ貴重な存在。体験教室・手芸教室なども。
松本押絵雛・七夕人形・松本姉様人形など、人形への熱い思いを語ってくれた店主の三村さん。 ・松本の伝統の人形がショーケースにいっぱい。古き城下町の伝統の香りが伝わってくる。
・左右に吊り下げられているのは、松本平に古くから伝わる独特のかたちの七夕人形。期限は江戸時代中期以前にさかのぼるという。この人形は七夕の日、軒下などに吊して飾られる。 ・こちらは紙雛形式の七夕人形。縁側の風通しの良い軒下などに吊り下げた人形の元には七夕饅頭、法統、果物、野菜が供えられる。松本地方に今でも残る七夕の伝統行事である。
・松本姉様人形。昔姉様人形は、親が紙や布で作って子供に持たせ、女の子はそれで大人の生活を真似して遊んだものという。城下町松本の昔の生活や風俗がしのばれるとも。 ・松本押絵雛。江戸時代中期、城下の教養ある士族の妻女達が作りはじめたといわれる。明治中期がもっとも盛んだったが、昭和になって途絶え、今その復活につとめているという。

 お人形のベラミ・展示資料室ひいなの家  長野県松本市中央3−7−23  0263-33-1314
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